おーたさんです。

煮詰まった作業の合間に(?)
ダラダラっと書きます。
長文なのでお時間のあるときにどうぞ。

4月辺りからにわかに慌ただしくなっておりますが、
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

5月など、連休明けから月末に向かって12本、
その間を縫ってレコーディングと息つく暇もなく過ぎていった感じです。

毎回のライブでは
おかげさまというか実に沢山の方々とお会いすることができまして、

これも色んな場所へ赴いて演奏する醍醐味と言えましょう。

それぞれのライブについての写真とかアップできると楽しいのですが、
振り返る間もなく、次から次へと
まさに、パンクを直しながらそのまま走行するかのような
時間の流れの中にいるようです。

どのライブも楽しい場面があり、ひとつふたつだけ採り上げるというのも
申し訳なく恐縮なのですが、

ここはあえて直近のものについてお話させていただきます。

先日の近鉄アート館での
青木美香子さんのコンサートは

青木さんのまさに独壇場、
スイートメモリーズと共に毎月行っている活動の集大成のようでもありました。

また、青木さんのステージには欠かせない
林幸次郎ちんどん通信社社長の仕切りや、

ゲストの
サキタハヂメさんとのやり取りは後ろで聞いていて抱腹絶倒でした。

サキタさんのちんどん通信社時代のお話も最高でしたが、
今回、話の流れから「サンダーバードのテーマ」を演奏することになった経緯も面白いものでした。

サキタさんがかつて演奏に加わりたかったが現場の事情かなにかでできず、
数十年の後、念願かなってついにお披露目となったというもので、

積年の思いを晴らすかのように
リハの後にかなりアイデアを練ってくださり、

様々な鳴り物とのこぎりを駆使して
イントロのカウントダウンからノリノリで演奏されていました。

エンディングが決まった後、

少年のような「してやったり顔」でこちらを向かれたのがまた最高でした(笑)
客席のみなさんには残念ながら見えなかったでしょう…ヒヒヒ

これは想像いていた以上に面白い演目となりまして、
サキタさん、またどこかでやってくれないかなあ、などと妄想しております。

そして、もう一つ。

その前日には、久しぶりの
はちみつボイス☆知展さんの25周年記念ライブが

これまた久しぶりの
昭和町・Dutch さんで行われました。

知展さんは現在、地元の唐津で活動していますが、
自分が知り合った当時、17年前だったでしょうか
東京を本拠地にしておられました。

大阪で演奏できる場所を、と相談されて、
その頃すでに自分が懇意にしてもらっていた
Dutch さんがまず浮かびました。

ステージのこととかは全く心配なく、
よくしていただけるのはまあ間違いなかったのですが、

昭和町という言わば大阪の中心街からは離れた
ちょっとディープな場所でもあり、
東京の人だけど、集客の面とか大丈夫だろうか、という思いも少しありました。

その事を知展さんにも伝えたのですが、

なんと、
知展さんは大学時代を大阪で過ごしており、
昭和町は庭同然だった、ということでして、

なんだ、自分よりよく知ってんじゃん(笑)ということがありました。
まあ、なんか「持ってる人」って、こういう風なめぐり合わがよくあるんですよね。

知展さんとDutch さんの縁はかくして、今なおこのように続いております。

いつもPAをやってくださる
潤さんも相変わらず元気そうで何よりでした。

知展さんのステージは珠玉のオリジナル曲に加えて
「人柄第一主義」のキャッチフレーズ通り
その人柄がそこはかとなく伝わるトークがもう一つの目玉になっていて、

曲のテーマとなったご家族の話や、
東京でのバイトの話は何度聞いても笑えます。

アンコール含めて18曲、終了する頃には
3時間経った、というと、
どれくらいお話をされているかわかると思います(笑)

CDもいいですが、やはりステージに足を運ばれるのが一番です。

ベースの水元まりおさん、初めてご一緒しましたが、
ツボを抑えたプレイで安定感抜群のサポートぶりでした。

7月にはラジオのゲストにお迎えしたのがオンエアされますので、
知展さんを知らない方も是非お聴きください。

さて、さらにさらに、

朋友・串崎真志教授が新聞の取材に答えたものが
記事になったとお知らせいただきました。




人の気持に寄り添うのも、そればかりだと疲れちゃうんですね。

こうした疲労感は、個人的には、
漠然とした不安なんかとも共通していると思います。

過去のことを後悔してみたり、
先のことを考えて漠然と不安になってみたり、
また、人のことに思いを馳せたり、というのは

どれも、

「心が今ここにいる自分の中心を離れて
どこかに飛んでいってしまう」

状態だと言えます。

手前味噌ですが、
「どっか飛んでいっちゃった心を自分の中心に取り戻す」ことを意図して

かつて作った「ポンヤ~~~」とした音楽もお試しいただきたいです。
個人的な感想としては、本当に、思考がいったん飛んでいってしまう感じがします。

薬を飲まなくてもこれを流して2周目くらいで寝られた、とおっしゃってくださった方もおられますよ。




思わず宣伝を挟んで失礼しました。

串崎先生は
近年はHSP をテーマに研究を続けておられ、
何冊かHSPについての本を出版しておられますので、
このテーマに関心のある方はぜひお読みいただきたいと思います。


繊細な心の科学ーHSP入門
大学の教科書っぽいですね。


繊細すぎてしんどいあなたへ――HSP相談室 (岩波ジュニア新書)
こちらは高校生から読めます。



串崎教授とは中学高校を通じてジャズ好き同士よくつるんでおりました。
その頃の彼の音楽の趣味を偏向させてしまったのは自分かも知れません(笑)

お陰様で(?)番組のゲストにおいでいただいた時には
ブイシーなヤノピのCDを選曲してもらったりしております。


6月も言ってる間に終わり、いよいよ今年も後半です。

なんやかんやありますが、
お気楽一番でやって参りましょう。