おーたさんです。

おーたかずお公式ブログ

おーたかずお:自称「全方向・全天候型ピアニスト」関西方面で地味にやっております。
技量はまだまだですが、「伝わる」演奏を心がけています。
読みにくい漢字でよく似た名前の人がいますが、別人ということで。

プロフィールの全文をこちらに移動しました。
http://otanokami.officialblog.jp/archives/9180466.html

スケジュールはカテゴリ「スケジュール」から一発で飛べます。
http://otanokami.officialblog.jp/archives/cat_99777.html

大阪市中央区のコミュニティーFM YES-fm で「おーたかずおの音楽de小話」という番組をさせていただいています。ラジオはもう9年目になります。
「おーたかずおの音楽de小話」Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCQ9-dE_EqYrXDY7WAXvlJJA

最近の参加アルバムについてこちらでまとめています。
http://otanokami.officialblog.jp/archives/8830431.html

フェイスブックページ
https://www.facebook.com/pianotadez/

Produits Exotiques / Fly me to the Moon
https://t.co/okL4Iif0Js?amp=1
OTOTOY「Play for Japan 2012 Vol.1」に収録されています。
売上が福島に寄付されます。
https://ototoy.jp/_/default/p/26159

不安な時、眠れない時、ちょっと試しに聴いてみてください。
羊シリーズ
https://soundcloud.com/user-502360810/sets/thk4gkeludmk/s-DBu9X

February 2022

おーたさんです。

まん防期間中はまん防を忘れてマンボを聴くのだ!
ともっともらしい理由をでっち上げて、
趣味のマンボ探しをしておりました。

今回の動画はカヴァー天国さんのアップされた動画をお借りしております。

昭和を代表する三人の歌姫

雪村いづみ、江利チエミ、美空ひばりのお三方が
ペレス・プラード楽団の伴奏で唄うという当時としては夢のような企画でしょう。

この動画の解説とスターだかフライヤーの画像から判断するに、
1956年の10月12日・13日・14日の3日間に渡って行われたステージの模様を
ラジオ東京(現在のTBS)が放送したものがたまたま発見され、
美空ひばりさんのビンテージ音源を集めたボックスセットの一枚として復刻されたものだそうです。

ペレス・プラード楽団でコンガをプレイしたという
余語丈範さんのブログにもう少し詳しく書いてありまして、
こちらのリンクをご覧ください。




やはり、ペレス・プラード楽団の初来日時の演奏だそうです。

また、ひばりさんは当時絶頂期にあったにも関わらず、
これが「舶来」の楽団との初共演だったとのこと。

まあ何しか、当時のペレス・プラード楽団の迫力ある演奏は聴き応えがありますね。

まずは、雪村いづみさんのパート。


「マンボ・バカン」もなかなかの迫力、
まあ、なんというか、マンボ・バカンはペレス・プラードの「Al Compas del Mambo」をなぞって作ったような曲のように思われ、ペレス・プラードにしてみれば勝手知ったる他人の曲のような感じだったのではないかと想像します。

珍しいのはエンリケ・ホリン楽団の「チャチャチャは素晴らしい」を伴奏していることです。

かつて、ペレス・プラードはチャチャチャが流行しているのを
「あんなもの、スローマンボじゃないか」と
言ったとか言わなかったとかという話をきいたことがありますが、本当でしょうか?

チャチャチャのサウンドにおいては主役級の存在感と思われる
ギロ(編成によってはフルートやバイオリンも)を常備していなかった
ペレス・プラード楽団の伴奏普通にマンボに聴こえますね。

ギロ抜きチャチャチャはマンボなのか?
個人的にはそうとは言い切れないと思います。

ペレス・プラードがやっているからこそ
これが紛れもないマンボサウンドになっているのだと言えます。

続いては江利チエミさんのパート。



「イスタンブール・マンボ」をペレス・プラード楽団が伴奏しています。

先日のオンエア「マンボファンが首をかしげるマンボ特集」で、
ムーンライダーズとどちらか、で迷って大滝詠一さんのカバーを選曲した
「イスタンブール・マンボ」の本家です。

ところが、この「イスタンブール・マンボ」の原曲は
マンボには全く関係なく、
カナダの男性グループ「The Four Lads」のヒット曲「Istanbul (Not Constantinople)」でした。



マンボが世界中で流行したことを受けて、
アメリカかどこかでマンボにアレンジされたバージョンを日本語化したものなのかと思いきや、

探し方が悪かったのか、
海外のアーティストが「イスタンブール・マンボ」をやっているのが見つからないのです。

「ニューヨークだって昔はニューアムステルダムだったんだ」

というちょっとナンセンスな歌詞を持つノベルティーソング(コミックソング)が、
日本でマンボの装いを得て江利チエミさんがヒットさせ、

さらに時代を経て大瀧詠一さんが、
ムーンライダーズがそれぞれ

想像力豊かにカバーするまでに至らしめるほどの
何やら刺激的なものを持っていたのか、
ということにふと思いを巡らせます。

そしてもう一曲の「お転婆キキ」は「ポルトガルの洗濯女」という曲で、
フランスのジャクリーヌ・フランソワが歌ったシャンソンが原曲です。



シャンソンが元曲ですので、
越路吹雪さんらのレパートリーでもあり、
江利チエミさんはこの曲を紅白で歌ったそうです。

ペレス・プラード楽団にとっては慣れない曲だったのか、
イントロから曲の入りにかけてなんか崩壊しかけたようにも聴こえます。

この曲のリズムはブラジルのバイアゥンでしょうね。

1950年代のはじめにブラジル内外で流行ったリズムですが、
本来のバイアゥンにはトライアングルがサウンドに特徴を与えている一方で、
ペレス・プラード楽団はバイアゥンらしさを出すのには苦労したのでは、と思われます。

もっともそこは何でも自分のサウンドに説得力をもって寄せてくるペレス・プラードの凄みを感じる部分でもあります。


そしていよいよトリの美空ひばりさんのパートです。



「Angelitos Negros(黒い天使)」はラテンのスタンダードと言われる曲ですが、
ペドロ・インファンテのオリジナルと、
ボビー・エンリケスが日本で録音したもの(!)くらいしか知りませんでした。

ひばりさんが歌っているということは当時日本でも人気のあった曲ということで間違いなく、
堂々たるスペイン語による歌唱です。

物の本によれば、
この曲のようなフラメンコ的な節回しを使ったボレロを「ボレロ・モルーノ」と言うそうです。

フラメンコは、アンダルシア地方がムーア人によって支配を受けていた時代の文化的な影響を今に伝える歴史の刻印でもあります。

さらにそれが海を超えラテンアメリカで、
アフロ=キューバとスペインの文化要素がくっついて…
という歴史ロマンの話にまで思いが広がっていきます。

アフロ=キューバという時点でもうスペインの要素は入ってはいるのですけどね。

そしてひばりさんのもう一曲は「セ・シ・ボン・マンボ」、
司会の人も触れていましたが、
ペレス・プラードが採り上げたシャンソンでは「セレソ・ローサ」とこの曲は双璧です。

フランスつながりでは、「巴里のアメリカ人」に影響を受けて作曲したと言われる「マンボ・デ・パリ」も傑作ですね。




そしてもう一曲司会者が言及していた
「スビイ・エン・パリ」は存在を知らなかったので調べてみたら、

サックスやブラスではなくてギターにリードを取らせる
ペレス・プラード楽団のレパートリーの中ではどちらかというと珍しいタッチの曲でした。




そしてステージの最後はペレス・プラード楽団による「タフワフワイ」、
こんなのもやってたのかと驚きましたが、

スタジオ録音もあるようでレパートリーにしていたんですね。




アメリカではトミー・ドーシー楽団が録音しており、
ビッグバンドのポピュラーなレパートリーでもあったのでしょう。

この森永提供のラジオ番組の貴重な録音は
ペレス・プラードのエンターテイナーぶりの一端を、
そして日本でどれだけバカウケしていたかを知ることができる記録の一つとして、
非常に楽しめました。

最後に宣伝です。
この音源は、こちらの3CDセットに含まれております。
自分も買いたくなりました。




今の所、毎日動画が増えている動画リスト「1日1マンボ」 はこちらです。
まん防の間はマンボに困らないようにするつもりです。

日々更新中の再生リスト「1日1マンボ」




おーたさんです。

ニューサントリーファイブさんは今週いっぱいまでは休業されるとの由で、
24日に予定されていたマンスリーライブは中止する代わりに
場所をお借りして無観客でライブを録画しました。

無料でご覧いただけますので、お時間のある方はどうぞ。





来月は通常通り開催できるよう祈っております。

お店の営業時間の変更に伴い、
開演・終演の時間も変更が生じておりますのでご注意ください。

[2/4] 2/20 配信ライブの詳細を追加しました。
[2/8] 2/23 Chove Chuva ライブ「ウタトオドリ」はソールドアウトしました。ありがとうございます。
[2/22] 2/24 ニューサントリーファイブ休業に伴いまして、当日無観客で録画したものを後日ご覧いただく形となりました。

2/3(木)Jazz On Top

四度目のときめきのデュオ

20220203_jazz On Top_市瀬由紀



市瀬由紀(fl)
おーたかずお(p)

STAGES:19:00 - 20:45(2stages)
CHARGE: (予約)¥2,750 / (当日)¥3,300



2/12(土)む~ら

アロワナライブVol. 2978
16周年スペシャルライブ(Jazz)

登敬三(ts)
武井努(ts)
Billie Jean(as)
Tommy(tb)
衛藤修治(b)
冨永ちひろ(ds)
おーたかずお(p)

山内詩子(vo)
佐川明子(vo)
石田裕子(vo)

STAGES:16:00
CHARGE: (予約)¥3,800、(当日)¥4,500


16周年を迎えるむ~らさん、
いつものオールスターズに今回は
若きスター、ビリー・ジーンさんを迎えて
さらに盛り上がること必至のスペシャルジャムです。


2/18(金) む~ら

アロワナライブVol. 2982

栗田洋輔(sax)
おーたかずお(p)

STAGES: 18:30
CHARGE: (予約)¥2,500、(当日)¥3,000

開演時間が早いですが、久しぶりの10年越しデュオ、よろしくお願いします。


2/20(日)聰音

[配信のみ] Tommy・おーたかずおデュオ

STAGES: 18:00
視聴料:¥2,000

配信の詳細はこちらからご確認ください。




SOLD OUT!
2/23(水・祝)Chove Chuva
20220223_CHOVE CHUVA_滝沢ミナコ
ウタトオドリ

滝沢ミナコ(fl)
黄啓傑(tp)
見谷聡一(per)
定みちる(ダンス)
おーたかずお(p)

STAGES: 13:30
CHARGE: ¥3,000

昨年11月ぶりの再演、ブラジルの風を感じてください!


20220224_ニューサン


~林幸治郎プロデュース~青木美香子の日本語Jazzライブ

青木美香子(vo) と
スイートメモリーズ


井手信志(b)
kanta(ds)
おーたかずお(p)
and more...


STAGES: 19:00 / 20:10 / 21:20
MUSIC CHARGE: ¥1,980

ニューサントリーファイブさんが休業を継続されますので、
この日に無観客で録画したステージを後日ご覧いただくことになりました。

フェイスブックでやっている1日1マンボ、目下リストに20本の動画があります。
数が揃うと、それはそれでなんか意味が出てくるような気もします。

そもそも毎日一曲マンボを探し、
継続的にリンクを投稿するという考えはなく、

いつもの軽口で




「マンボ・バカン」があるなら

「マンボ・イヤン」はないのか?と、
しょうもないことをつぶやいたのが発端です。

そもそもこの曲はソフィア・ローレン主演の映画「河の女」のテーマ曲だそうです。



曲としてはペレス・プラードの「Al compas del mambo」の
キャッチーで美味しいところを持ってきて作り変えたようなところもありますが
それはさておき、

イントロの色っぽいため息でもう全部もってかれてしまいますね。

なんしかこの「マンボ・バカン」と軽口に意外と多くの反応をいただきました。

折しも大阪でも「まさか」ならぬ「またか」の「まん防」実施というタイミング。

ならばとそこに乗っかって
「まん防」よりは遥かに楽しい「マンボ」を上げて
この閉塞感を「ウーッ!」と吹き飛ばそうと、そんな気になった、というわけです。

なんと、「ゴールデンハーフのマンボ・バカン」はオンデマンドで購入できるそうです。



ソフィア・ローレンのオリジナルは、配信でも購入できますので検索してみてください。


まん防もアレですけど、

マンボは楽し!ウーッ!


おーたさんです。





「まん防」がまたもや実施されたことに伴って、

この期間に営業時間を変更したり、休業されたりと、各お店さんのほうでもそれぞれ対応されており、

こちらは当初予定されていたライブのキャンセルはないものの、
配信のみの開催にしたり、というような影響が出ております。

このこと自体に良し悪しを言うつもりはないですが、
若干の窮屈さが感じられるのも事実。

ならば、楽しげな書き込みを少しでも増やせ、と
フェイスブックで毎日楽しいマンボの動画のリンクを貼り始めたのが発端となり、
その後、個人のアカウントからフェイスブックページのほうに移行してはや一週間が経ちました。

本日追加も含めて、現在17本の動画を入れています。
珍しいものも入っていますので、ぜひチェックしていただきたいと思います。


東京を始めとした各都県ではまん防の延長まで決まってしまい
大阪もどうなることだろう、と思うところではありますが、

この期間毎日増えるマンボのリストをこちらでも公開します。

もうしばらくはネタはありそうですが、
あまり延長されると困ることになるんじゃないかとも思っております。

こうなったら、まん防とマンボの根比べです。

時間があれば、またそれぞれの動画を記事にしてもいいのですが、
とりあえず、ざっとリストを楽しんでいただけたら幸いです。

まん防は致し方ないですが、
間違いなく、

マンボは楽し。


試験に出なくても何回言っても言い尽くせません。

↑このページのトップヘ