y me to the moon / Produits Exotiques from Produits Exotiques on Vimeo.

Fly me to the moon
Movie by Kazuma Yano (mamerico)

Yoon Fasong – Vocal, Trumpet, Kazuo Ohta – Piano, Masgon – Percussion

Recording & Mix – Ohji Hayashi (Silence Audio Recording), Recorded – 27 Feb, 2012
Co-Produce – Hitoshi Miki, Produce – Kazuma Yano (mamerico)


おーたさんです。

こちらの動画、ツイッターでフォローされている方には
毎週木曜日に表示されるので

すっかりおなじみというか、
表示されるたびに半ば飽き飽きした気分になる方もおられるかも知れませんです(汗)

2012年に制作したので、もう10年になるのかと少し驚きました。

10年という長さは、ふと立ち止まって振り返るきっかけとしては十分です。

動画を見ると、自分も若い!
演奏はこころなしか固さがあって、いかにも不慣れなレコーディングをしているのが
自分にはバレバレです。言わなきゃわかんなかったかも知れません(笑)

いつだって10年も経てば世の中がらりと変わるものですが、
自分にとってはこの10年はどうだったんだろうかと思うに

それまでの、

アホやってても、まあそれなりに幸せを感じたりもしながら生きていられる、

という状況がだんだんと崩れてしまった時間だったと思います。

まあ、誰しもがそこそこの年齢になれば通過することになる
ターニングポイントのようなものが
自分も例にもれずあったんだと思います。

やってきたこと
やらなかったこと
やれなかったこと
やらかしてしまったこと

それぞれいろいろあって
いいも悪いもなく
まずは全部自分にとって必要であったこととして
肚におさめておくことでしょうね。

自分にとって困ることになった事態も
そこから得ることが全く無いかというとそういうことではなく、
かえって良い方向に向くきっかけになるということはよくあることです。

個人的には「アホやってても、まあそれなりに幸せを感じ」られるような世の中が
そうではなくなったきっかけの一つは、間違いなく
2011年の東日本大震災でした。

あの日を境にして、
自分には直接関係なさそうな場所で起こっていることが、
本当は身の回りのことに悉くつながっているということが実感されました。

歴史上まれに見る一大事でないと、気づけなかった、とも言えるでしょうけども、
まさに「アホやってるやつ」にも実感されるほどの変化が実際にあったということでしょう。

今ここにいられることに感謝
(すなわち生まれる前からの一切合切にも感謝)しつつ、

できることから
より佳い社会、文明を作っていくことに参画していこう、との気持ちをあらたに。


ここからは宣伝になりますが、
先程の動画の音楽は、


このアルバムに入っております。

他のトラックの制作にも、すごい方々が名を連ねているアルバム、
OTOTOYさんのサイトにVol.1 からVol. 11まで揃っておりまして、
複数のアルバムをセットにしたものは、すでに販売終了しているもようです。

個別のアルバムはカートには入るようですので、そのまま決済できるのかな。
デジタルダウンロードのみです。